2015年09月04日

映画『REST』をホメる!

どうも、黒道です。
本当なら今頃見たアニメのホメカツをしているところなんですが、ちょっとその前にこの作品について触れないわけにはいかんなと思いまして、ホメカツさせていただこうかなと思う次第です。

映画『REST』



2015年、白石晃士監督の自主制作映像作品です。
例によって映画カテゴリで紹介していいのか微妙なのですが、一応こちらで紹介させていただきたいと思います。

え、これ画像『戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!』じゃん、RESTとやらじゃないじゃん、と思われたかもわかりません。しかしちょっとコレ事情が複雑でして。いや複雑ってほどでもないんですけど。
『コワすぎ!』シリーズといえば、当ブログでもしょっちゅう紹介させていただいているんですけれども。実は白石監督、『コワすぎ!』シリーズを制作する際、そのスピンオフ作品もちょいちょい作ってらっしゃるんですよね。『コワすぎ!』の登場人物達を主役とした外伝的短編。これらは基本的に映像ソフト化しておらず、劇場やイベント等で『コワすぎ!』を見た人のみが楽しむことができます。
そういう事情ですので、私これまで一度もスピンオフ系は見たことなかったんですよ。なにせそういう上映イベントが行われるのって、本州のことが多いじゃないですか。私福岡の人間だし資金に余裕があるわけでもないので、いくら好きでも簡単にホイホイ行くの厳しいんですよね。

ところがつい昨日、遂にそれを見る機会に恵まれまして。それがこの『REST』だというわけなんですよ。
これは『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズの続編『戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!』のFile-01、『恐怖降臨! コックリさん』のスピンオフなんですね。
『コワすぎ!』のスピンオフといえば、登場人物の本編で語られなかった意外な一面が見られるということで知られています。特にこの『REST』は凄まじい作品だと。それをようやく見られるってんですから、私のテンションももう爆上がりでした。
そう、実際に『超コワすぎ!』とセットで本編を見るまでは……。
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posted by 黒道蟲太郎 at 20:27| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月28日

映画『呪怨(ビデオオリジナル版)』をホメる!

どうも、黒道です。

アニメのホメカツ以外もしたいんですけど、どうも最近別の用事がありまして、なかなかうまくいきません。とりあえず今は、レンタルDVD店で借りた映画をきちんと見て、きちんとホメカツして、きちんと返すことにしたいと思います。延滞料金とられちゃいますし。
というわけで、先日『ノロイ』を借りる際、邦画ホラーがもう一本くらい見たくなって借りた作品がこちらです。

映画『呪怨(ビデオオリジナル版)』



2000年、清水崇監督のホラー作品です。
正確にいうと映画じゃなくてビデオオリジナル作品なんですけど、『コワすぎ!』と同じく括りが難しいので映画カテゴリにぶち込んでしまいます。ごめんなさい。

逆になんで今までこれ見てなかったのってレベルの作品ですよね。いや、私も呪怨シリーズいっぺんも見たことないってワケじゃないんですよ。でも見たことあるのは劇場版1・2だけでして。ビデオ版は見たことありませんでしたし、ここ最近リメイクされてるヤツにはまだ全く触れてませんし。やっぱここは見ておくべきだろうと。そこで少し時代を遡りまして、いわば原点みたいな部分を借りてきたわけです。
最近は怪異をぶん殴って解決するホラードキュメンタリー作品ばっかり見てるので、感覚がマヒし始めてるんですよねハイ。怪異が現れたら殴ればいいんだっけみたいな。ちょっとこれを見て思い出そうと思います、本来怪奇現象は物理で解決するもんじゃないってことを……。
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posted by 黒道蟲太郎 at 18:46| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月22日

映画『ノロイ』をホメる!

どうも、黒道です。

いよいよ50個目のホメなんですけど、あまりにも何にするか悩み過ぎていつの間にか水曜日になっちゃってるんですよね。いくらなんでもやりすぎですねこれは。だからもっと記念とか大層なコト言わず簡単に考えて、面白そうな映画を選びホメカツすることにしました。

その結果辿り着いたのが、この作品です。

映画『ノロイ』



2005年、日本。白石晃士監督のホラー映画です。

結局白石監督に辿り着いちゃうという。このブログ、白石作品ステマブログじゃないのって言われるんじゃないかしら。流行りモノをすぐステマって言う人すげぇ嫌いなんですけど、私だってこんな風に記事書いてお金貰えるならいくらでもステマの発展に寄与しますからご依頼お待ちしてます。

さて、しょーもない話は置いておいて。
いや、かなり前からこの映画の存在自体は知ってたんですよ。まだ中学生くらいの頃になりますかね、「本当にあった話」として宣伝されてるこの映画を広告で見たことがありまして。「アンガールズがホラー映画に出てるのかぁ、気になるなぁ、でも怖いの苦手だからなぁ」って、結局見ないで終わりました。いや、まさか白石監督の作品だったとは。何か運命めいたものを感じてときめいちゃいますね。

そう、この映画は、白石監督の得意技『モキュメンタリー』の形式をとったホラー映画です。実際には起きていない事件を取り扱ったドキュメンタリー映画風にしてあるわけです。白石監督ファンならもうおなじみのやり方ですが、十年前からもうずっとそれでやってらっしゃるわけですね。
本作は特に、その『実話風』っていうところにすごいこだわっていらっしゃったみたいです。宣伝で「これは本当に起きた話です」と言うくらいは当然。主人公のホームページをわざわざ作ったり、芸能人を実名で登場させたり、TVショウ風の映像をわざわざ用意したり、そういうフィクションと現実の境界線を曖昧にして「これってマジ話なの!?」と思わせていくという宣伝方法をとっていたようですね。なんでも当時はそのやり方から「和製ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と呼ばれていたとか。私はそのブレア・ウィッチ・プロジェクトを見てないからアレなんですけど。

残念ながら私は事前に「マジではない」と知った上で見ちゃってるワケですが、それはそれで「白石監督がコワすぎ! よりカルトよりオカルトより前に作った原点的モキュメンタリー」という見方ができますから何の問題もありません。さあ、早速紹介していきたいと思います。
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posted by 黒道蟲太郎 at 22:16| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする