2015年08月05日

アニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』第十六話をホメる!

どうも、黒道です。
先週サボってた分、更新ラッシュは続きます。続いてはこちら、やはりこのアニメは外せません。

アニメ『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』
第十六話『アット・ザ・トリーズナーズヴィル』




2015年、TRIGGER制作のアニメです。ニコニコ動画等の動画配信サイトにて配信されています。
物理書籍の2巻に収録されています。



いや、素直に嬉しいですね、ユカノ関連エピを深めてもらえるのは。「ユカノは記憶喪失だからフジキドの元には戻らないことにしたよ!」で終わりだったとしても不思議じゃありませんでしたからね。しかしこれは……うーん、やっぱりユカノの好感度下がりそうでやだなぁ。そして第1部ではもう彼女の好感度を取り戻す術が無いんだよなぁ。
ユカノファンとしては大変心苦しいですが、このエピソードも紹介せねばなりますまい。

そういえば最近「黒道さんのシヨン記事はホメカツというより丁寧なあらすじなのでは」と指摘されてしまいました。言われてみたらその通りなんですけど、考えた結果、「やっぱアニメイシヨンに関してだけはこのスタイルで行こう」と決めました。明らかに足りない部分を少しずつ補足して見る人の助けにするという方向でこれまでもやってきたので。
他のアニメや映画に関しては、ホメ重点でやっていくつもりなので、そちらも応援してくださいね。
というわけで、早速見ていきたいと思います。

物語は、前回の直後。
フジキドはやはり不安でした。イッキ・ウチコワシに所属するというユカノの選択。それが今の彼女の望みならば、それを止めることはできない。それでも確かめておきたい、イッキ・ウチコワシは、果たしてユカノを預けるに足る組織なのだろうか……?
それを確かめるためフジキドが取った行動は、なんと「自分がイッキ・ウチコワシに所属してみる」というなかなか攻めたワザ。

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ビッグニンジャばりの巨躯を誇るイッキ・ウチコワシ構成員を、フジキドはポン・パンチ一撃でやっつけます。それを見た真っ赤なイッキ・ウチコワシ幹部ニンジャ、アンサラーは、フジキドのイッキ・ウチコワシ加入を認めるのです。

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その様子を陰から見ている真っ赤なユカノ……いや、アムニジア。なんでもいいですけど大丈夫なんでしょうかこの格好。イッキ・ウチコワシ、ユカノにいやらしい服を着せて何を企んでいるんだ。

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新たにゲスト的エージェントとなったニンジャスレイヤーを、アンサラーは作戦会議室へと連れて行きます。
イッキ・ウチコワシの活動目的は、このネオサイタマを実質的に支配する邪悪な資本主義を、つまりソウカイヤやオムラ、ヨロシサンといった暗黒メガコーポ群を打ち倒し、民衆による革命を成すこと。構成員達はその目的を達成するため、「やむを得ず」暴力を使っているのです。
アンサラーは言います。君の殺忍活動は確かに素晴らしいと。なぜなら、フジキドの戦っている相手もまた、暗黒メガコーポのニンジャ達だからです。イッキ・ウチコワシがこれまで成し得なかった速度で次々と暗黒メガコーポ所属ニンジャを殺すフジキド。君が加入すれば、我々の活動は大きく前進する。
しかし、とアンサラーは続けます。君の行動は、単なる無計画な暴力にも見える。この組織に所属することによって、君の無軌道な殺忍行為には、『革命のための闘争』という明確な意味が与えられる。君の加入はお互いのためになるのだ、と。
フジキドは考えます。彼らの行っていることは、言ってしまえばテロ。しかし人のことを言えた立場じゃありません。自分が行っていることもまた、傍から見れば単なる激情に駆られたテロ行為なんですから。
この殺忍行為に何の意味がある? いつ終わる? やったからどうなる? 殺戮マシーンみたいなフジキドにだって、何の迷いもない訳じゃないんです。
だったら、こういう組織に所属して、自分の殺しに意味を与えるのも、またアリなのかもしれない……。

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そんなフジキドに、アンサラーは革命的ミッションを下します。それは、これまた真っ赤なニンジャ、フリックショットと共に、輸送新幹線ギャラクシー号を襲撃することでした。

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ネオサイタマ南西郊外、タンボ平原。名前の通り田園風景が広がっています。ネオサイタマの炭水化物のうち85%がここで清算されているそうです。
ちなみにこれ全部バイオ米とバイオネギです。重金属酸性雨を栄養にできる品種改良をされたすごい米「トマコマチ」とネギ「万能」。多分色が薄い方が「トマコマチ」で、色の濃い方が「万能」だと思います。どっちも最高に惜しい名前ですね。
ここを二両編成という見るからに大事なモノ運んでますよ感出しながら走っているのが、青い車体のギャラクシー号。イッキ・ウチコワシは、この積み荷を狙っているのです。

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その線路上に突如現れたのは、なんとスマキにされた人間! 当然轢かれて死亡します。新幹線が緊急停車すると、それを取り囲むようにして、イッキ・ウチコワシの構成員が。そのままクサリガマめいた武器を使って車体を拘束し、新幹線を動けなくしてしまいます。そこに戦闘員が次々窓を蹴破って突入。ブルジョワな乗客を襲っていきます。
ところが、突然構成員が火だるまになり、車両から飛び出してきました。これは一体……まさか、ニンジャ!?

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「ドーモ、取るに足らぬ野盗の皆さん。プロミネンスです」
ソウカイニンジャ、プロミネンス! めちゃくちゃ楽しそうなニンジャが出てきました。どう見てもカトン使いです。アーソンとかと同系列です。そう、この新幹線は、ソウカイヤによって護衛されている新幹線だったんですね。
長ったらしいアイサツを終えたフリックショットを、プロミネンスは煽ります。お前はパチンコ屋を襲って乞食のように金銭や物資を奪っていく出来損ないのアナーキストだと。残念ながらそれがフリックショットのミッションなんですよね。パチンコ屋襲撃が。うーん……。
で、煽られたフリックショットは、早速己のジツを使います。やっぱムカついたんでしょうね。指からパチンコ玉を高速で大量に打ち出す、パチンコ・ジツ! なんてそのまんまな名前なんだ!
しかしこれはプロミネンスと若干相性が悪い。プロミネンスがカトンを用いると、パチンコ玉はあっという間にドロドロです。こりゃ余裕だと調子をぶっこきだすプロミネンス。

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そこへ殺戮者のエントリーだ!
ソウカイヤの天敵が、まさかコミュニストの犬に成り下がるとは。プロミネンスは嘲笑しますが、フジキドだって事情は複雑なんです。説明する義理も時間もないので、ものすごい勢いで殺忍行為していきます。そう、いくらカトンがあろうと、カラテを怠れば飾りも同じ! ノーカラテ・ノーニンジャ! 哀れプロミネンスは一瞬にしてフジキドに追い詰められます。

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そうしている間にもフリックショットは、構成員達に新幹線の積み荷を降ろさせていきます。現金や金塊、大トロ粉末等……おお、まさにこれこそ乞食に記されし古の農民反逆「イッキ」そして江戸時代の武力革命「ウチコワシ」の体現。早い話が、カネモチをブン殴って金目のモノを奪ってる構図です。

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それだけではありません。新幹線に乗っていた乗組員、そして幼稚園児達や幼稚園の先生達。そう、この新幹線、カネモチ・ディストリクトにあるカチグミの幼稚園「ヤマノテノ幼稚園」に通う園児達が、別荘地へお泊り旅行に行くため使われていたんですね。その裏で、賄賂に使うような物資が運ばれていたと。カチグミの子どもに、金目のモノ。これはソウカイニンジャが派遣されていたのも分かるというものです。
彼らも無理矢理引きずりおろされ、一列に並べられます。さっきまでプロミネンスにやられそうだったくせに、唾棄すべきブルジョワを前にして調子に乗るフリックショット。こんな資本主義の豚共は粛清せねばならない!
と、その時である!

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なんとフジキド、プロミネンスをカイシャクする予定を急遽変更。フリックショットに蹴りをぶち込んだのです。
フジキドは、フリックショットの今の行いを見、完全に結論付けました。イッキ・ウチコワシは所詮、罪もない子どもすら……そう、トチノキのような子どもすら殺し! そして金品を巻き上げることを正当化しているだけのテロ組織。自分にも、そしてユカノにも、このような場所は相応しくない、と。

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ブルジョワの子どもに対し感傷的になるとは! 困惑と怒りに包まれたフリックショット。そんな彼とフジキドの周りを、構成員達が包囲します。
単なるバトルフィールドでしょうか? いいえ、これこそフリックショットの、先程プロミネンス戦では使えなかったフーリンカザン。放たれたパチンコ玉は、同志の反射盾に当たり、絶妙な角度でフジキドへ! そう、跳弾! これぞパチンコ・ジツの真髄! パチンコめいて弾かれた玉が、目標に大当たりしていく。この盾に囲まれている限り、永遠にあらゆる角度からボコボコにされるという寸法です。
資本主義の搾取装置、パチンコを武器として用い、資本主義を打破する! というコンセプトのこの攻撃、確かになかなか強烈です。フジキドも頑張って避ける、避ける、避ける!
そうしている間に、新幹線に乗っていた皆さんは車内へ駆け込んでいきます。なんか分からんが仲間割れ始めたし、と、あっという間に乗り込んで逃走。カチグミの子ども達は守られました。

しかし、あんな奴らに対し感傷を抱くことに何の意味があるか。フリックショットは言います。
子どもだろうがなんだろうが、プロレタリアートの労働の上で惰眠を貪るブルジョワやその奴隷は例外なく悪。それを根絶やしにしてこその革命。それを憐れんで助けたところで、彼らはフジキドに感謝などしない。
そんなことも分からない貴様は、思想無き単なる危険暴力存在。よってここで始末する!
おお、この玉の量! このままではネギトロにされてしまうぞフジキド!

いいえ、フジキドは決してただ避けていたわけではありません。機を待っていたのです。
これだけ玉が高速で飛び回れば、盾を構える構成員にもそれなりの衝撃、ダメージがあります。盾の耐久力にだって限界がある。そして、反射角度の都合上、明らかにダメージを集中して受け続けている構成員の存在を、フジキドは見逃しません。ソイツに向かってひたすらパチンコ玉を、弾く、弾く、弾く!
そして遂に臨界点が来ました。ダメージを受け過ぎた構成員が、とうとう耐えきれず盾ごとネギトロと化したのです! 勝ち誇った演説にかまけていたフリックショットは、コトが起こるまでそれに気付きませんでした。なんたる愚かしさ!

こうなってしまえば、フジキドは止まりません。ほんの一瞬あれば、今完成した包囲網の穴から抜け出すことは容易。
飛び出したフジキドは、そのままスリケン投擲、構成員達を次々と殺害! 慌ててフリックショットが玉を打ち出してももう遅い。フジキドはそれを弾き返しながら、その場にいる構成員を皆殺しにします。

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そしてそのままフリックショットの顔面に飛び蹴りをぶち込み、270度ほど彼の首を回転させると、彼の顎を掴みまして、ブランとぶら下げます。最早抵抗不可能、おお、哀れフリックショット、驕り高ぶって思想を語るばかりで末端に目をくれなかった故の敗ぼ――

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「死ねーッ! ニンジャスレイヤー=サン!」
――まだいたのかプロミネンス。我々のその声に応えるように、フジキドは彼の頭に一発蹴りをぶちかまします。首が折れぐるりと回転したプロミネンスはそのまま爆発四散。

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「グワーッ! サヨナラ!」
やたら爽やかな死に様です。誰ですか爽快シンジケートとかいうギャグを言ったのは。おお、マジで何をしに来たんだプロミネンス。なんならさっきの新幹線で一緒に逃げればよかったのに。

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さてさて、よー分からんサンシタカトンニンジャは放っておいて、このフリックショットですよ。
最早返事をする力も無いフリックショットの首をギリギリと絞めながら、フジキドは言います。
オヌシは私の戦いを無意味な暴力だと言ったが、オヌシらの暴力こそ力無き者への暴力を美化しただけに過ぎん。オヌシも私も、同じ無意味な暴力を振るう邪悪なニンジャに過ぎない。それを人間へと繋ぎ止める最後の鎖こそ、オヌシが下らないと切り捨てた感傷だ。
しかしフリックショットは、フジキドの言葉を最後まで聴けませんでした。爆発四散こそしていないものの、既にフリックショットは絶命していたのです。魂が抜けていくように、ニンジャソウルが彼の口から抜け出し、空中へ霧散していきました……。

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シルバーカラスの件でもお分かりでしょう。致死量のダメージで死んだニンジャは爆発四散しますが、病気や首絞めなどじわじわ系ダメージ死んでいったようなニンジャは爆発四散しないことがあるんですね。最早サヨナラを言う力すら、フリックショットには無かったのでした。

かくしてフジキドは、イッキ・ウチコワシを脱退。再び孤独な戦いに戻って行きました。

ちなみに数日後、新聞の三面記事には、孤児院に現金や金塊、大トロ粉末が匿名で届けられたという奇妙なニュースが掲載されたそうです。うーん、感傷こそが……ですね。
その新聞記事を見ながら「面白い奴ではある」と呟く男がひとり。

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彼こそが、イッキ・ウチコワシの謎めいた書記長、バスター・テツオ。ニンジャなのかモータルなのか、何が目的なのか、それすらも分からない不気味な存在。

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その傍らに佇むアムニジア。組織を裏切ったニンジャスレイヤーには、制裁を加えねばならない。彼女は声高にそう主張します。そこに最早、ゲンドーソーの孫娘・ユカノはいません。記憶という自分の軸を失い、空っぽの精神にイッキ・ウチコワシの革命思想をめいいっぱい注ぎ込まれた、革命戦士という名の傀儡がひとりいるのみ……。
そんな彼女の隣で、テツオは不気味に呟きます。
「ある程度は想定していた。ある程度は、な……」

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うーん。やはりこのエピソードをやってくれてよかったなあと思います。
やっぱりこのエピソードが無いと、イッキ・ウチコワシが「正義の組織」に見えちゃうんですよね。
前回のこと思い出してみてください、大企業に潰されそうになったトットリーヴィルを助けたんですよ。ラプチャーだってめっちゃ熱血主人公みたいだったし。今回の話が無かったら、完全に正義のために戦うヒーロー組織か何かでしょう。
あのラプチャーだって、トットリの任務に就く前はこういうことしてたってことですよ。資本主義の臭いがする施設を襲って、罪もない人々を殺し、金品を巻き上げる。それを正義と信じて疑わずに。
彼らなりの大義はありましょうが、それは所詮頭のおかしい殺戮者の、殺戮者の中でのみ通じる理屈なわけです。

そしてそれはフジキドも同じ、というのがこのエピソードのテーマですよね。
ニンジャに妻子を殺された、それはまあ、同情に値する。でも、だからってニンジャを殺しまくる行為にどれだけ正当性があるのか。シルバーカラスのように、大切な人がいたニンジャもいたかもしれない。スーサイドのように、やむにやまれぬ事情でソウカイヤに入れられたニンジャもいたかもしれない。
そもそも、フジキドの戦いに巻き込まれて死んだモータルが何人いるか? 今回のイッキ・ウチコワシ構成員だって、テロリストではありますが、テロリストにだって信じるものや愛する人がきっといたでしょう。そのような行為が正当化される理由なんて、どこにもない。『同じ穴のラクーン』という言葉は、そういう思いから出てきたのだと思われます。フジキド、よっぽど怒ってたんでしょうね、フジキドがあんな沢山自分の思いとか信条を言うこと、そうそうないですよ。

では、フジキドとイッキ・ウチコワシは何が違うのか。それこそが感傷だというんですね。
イッキ・ウチコワシは、自分の行いに何の疑問も持たない。そして、ブルジョワと見ればどんな事情があろうとも全て殺してしまう。罪無き人を巻き込むことにも躊躇が無い。
でもフジキドは違う。罪無き人が死ねば可哀想だと思うし、邪悪でないニンジャがいれば殺す必要はないのではないかと考える。それすらやはり単なるエゴ、狂人の理屈に過ぎないのかもしれません。しかし、邪悪な暴力者と人間を分ける最後の線はそこにあると。ひとつの感情に染まり、機械のように殺し続けるのではなく、自分の頭で考えることができる。それこそが人間性なのだと。
反論しようと思えばいくらでもできそうな理屈ですが、フジキドはそう信じているわけです。ゲンドーソーのラストインストラクションにも通じるところがありますね。『ニンジャソウルに呑まれるなかれ。手綱を握るのはお前自身』。
いやはや、やはりゲンドーソーのインストラクションは、フジキドの中で生き続けているんですね。だからこそ『ラスト・ガール・スタンディング』でもヤモトを無理に殺しはしなかったのでしょう。それが大きな禍根を残すことになるかもしれなくても……。

しかしやっぱりねぇ、ユカノですよユカノ。
嫌われても仕方ないのかなぁ、やっぱりあれだけ頑張ってくれたフジキドを敵呼ばわりですもんね。記憶無いところで命を助けられて、婚約者もできて、そこに革命思想叩き込まれたらしょうがないと思うんですけどね。振る舞いが邪悪ニンジャのそれになっちゃったから、やっぱキツいのかなぁ。
つまるところ、彼女も革命戦士として、アレと同じようなコトしてるってことですからね。罪もない民衆を襲って、殺して、騙して……悪堕ち展開は数あれど、もうここまでやったらヒロインの資格無いんじゃないかって思う人がいるのも、まあ、分からないではありません。それ言ったら先程申し上げたようにフジキドだって主人公としてどうなのって話になるじゃん、って思うんですが別に議論はしたくないのでよしましょう。
先程の話の通りで、ユカノはもう「自分の頭で考える」力を奪われてしまってるんですよ。自分自身で己の手綱を握ることができず、共産思想という名のニンジャソウルに呑まれ、ただブルジョワへの憎悪に突き動かされて……。
本当は今の彼女にこそ、ゲンドーソーのラスト・インストラクションが必要なんですよね。彼女が再び自分の頭で考えられるようになる日は、訪れるのでしょうか。それが訪れるのを、我々はなんと第2部まで待たなければなりません……辛いです、シヨンでユカノに名誉を取り戻す機会が与えられないのが辛いです……。



さあ、感傷が故、ニンジャスレイヤーは再びひとりぼっちになってしまいました。
フユコもいない。トチノキもいない。ゲンドーソーもいない。ユカノも敵になってしまった。ナンシーとも一旦お別れした。彼と共にあるのは、ナラク・ニンジャのみです。邪悪なる己の影……。
フジキドは、一旦ユカノを諦めざるを得ない状況に追い込まれます。となれば、今やることはソウカイヤを倒し、ラオモトを、そして妻子を殺めたダークニンジャをその手で殺すこと。たとえ、狂人、テロリストと言われようとも。

さあ、フジキドの戦いはどうなってしまうのでしょうか。次回を楽しみに待ちたいと思います。



それでは、次回のホメカツをお楽しみに!

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posted by 黒道蟲太郎 at 04:14| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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