2015年07月24日

アニメ『がっこうぐらし!』第3話をホメる!

どうも、黒道です。

同じ日にアニメあると、どっちからホメカツしていいもんか悩んじゃいますね。先週は先に『がっこうぐらし!』をやって、今週は『ニンジャスレイヤー』が先でした。まあ、その辺は法則など設けず、適当にやっていこうかなって思いますけどね。
というわけで、新たなホメカツです。

アニメ『がっこうぐらし!』
第3話『あのとき』




2015年、海法紀光、千葉サドル原作のアニメーションです。アニメーション制作Lerche。

話題の日常系(議論の余地があることは認めます)アニメ、遂に第3話。3話といえば何かあると古事記にも書いてありますが、このアニメでは第3話でやりそうなどんがらがっしゃんをもう第1話でやっているのでいいとして。しばらくはキャラ見せ、世界観見せの話になりそうだなと思ってますが、今回はいったいどんな話になるんでしょうか。
例によってネタバレ含む考察を交えながら、早速見てみましょう。

誰もいない、壊れた職員室。『めぐねえ』こと佐倉慈は、この学校最後の教師として、『遺書』をしたためていました。
おっとりした性格で、生徒との距離が近すぎ、いつも『佐倉先生』でなく『めぐねえ』と呼ばれていた彼女。親や上司には、「教師に向かない」とまで言われていました。本当にやっていけるのか、自分でも正直よく分かりません。
それでも彼女を慕う生徒はいます。おかしな帽子や突飛な行動、成績の悪さ等でクラスから浮いている丈槍由紀。OB部員への恋心に悩む恵比須沢胡桃。園芸部で活動する若狭悠里
あのとき』。即ち、この災いが始まった時も、彼女らにとって教師は自分ひとりだった。彼女らが自分を教師として頼ってくる限り、そして自分の命がある限り、生徒たちを守らなければ……。

めぐねえがそんな難しいことを考えている間にも、学園生活部の活動は続いています。
『停電』により電気が使えず調理ができないため、もそもそカンパンを食べて過ごす部員たち。こんな日しかできない特別な体験として、ゆきは『キャンプ』を提案します。夏ですしね。
教室内にテントを張って、寝袋にくるまって、普段はしないタイプの話で盛り上がる一同。でもめぐねえの見回りには気を付けて、怒られる前にすぐランプを消さないと……。



あらすじに関してあまり細かく書くのはよしましょう、このアニメに関しては。というか私自身これ以上どう書いていいもんか悩むんですよね結構。
いや、マジごめんなさいね、まず色々謝らなきゃいけないんですよ。私の考察が完全に外れまくってたコト。
まず、『災厄が始まって一年以上経過』説は間違いです。災厄が起こった日も、ゆきは3年生だったことが明らかになりました。私が考察の根拠としてた「くるみの先輩が云々」ってのは、『OBの先輩』だったことも明らかになりました。ありゃりゃ……確かにその可能性を全く考慮してませんでしたね、早とちりでした。
そして『ゆき本当は賢い』説も怪しいですね。元のクラスにいた頃からあんなキャラだったようですし、成績も補習を受ける程度にはよろしくなかったようです。成績が悪い子が頭も悪いかっていうとそうじゃないので、『めぐねえがゆきの正気部分の現れ』という説までは否定できないですが、少なくとも「授業を受けていること」を理由にゆきが本当は賢いんだよとは言えないかもしれませんね。というか第1話の「最近、学校が楽しい」という発言……「以前は楽しくなかった」の裏返しだったんですね……辛いです……。
『噛まれる以外の感染経路が云々』もコレ嘘ですね。2話のくるみ回想は若干補正かかってたみたいで、本当の先輩はガッツリ怪我していました。陸上部がゾンビの襲撃に巻き込まれた旨の発言もありましたし、そもそも災厄は朝から少しずつ襲ってきていたようですし、普通に噛まれたりすると感染するんでしょうね。
書いたときはそれなりに自信を持ってたんですが、否定されちまったモンは仕方ありません。信じちゃった方申し訳ありませんね。

さてさて、私の説はいくつか否定されましたが、明らかになったことは色々あります。
あの災いが起きた日のことも、結構詳しく描写されました。朝から少しずつ混乱が起こっていたということも分かりましたし、たまたま屋上にいた人だけが生き残れたらしいことも分かりました。初めてのゾンビ殺し、前回の描写より遥かに悲惨でしたね。あの、頭潰すシーンで潰れたトマトを映す演出とか、刺さる瞬間すべてが無音になって画面も真っ暗になるのとか、結構趣があって良かったと思います。単なる規制なのかなアレって? 最近のアニメって厳しいんですよねやっぱり? あの静けさ好きですけどね。
くるみちゃんも最初からスコップを愛す戦士だったわけじゃないし、りーさんも最初から落ち着いてたわけじゃないし。やはり春から夏までの間に、それぞれ現在の姿に少しずつ成長していったんでしょうね……。

そしてやはり皆さん気になっているであろうことといえば、めぐねえについて。めぐねえは生きているのか? それともゆきの幻覚なのか? 後者だとばかり思っていたのですが、今回の描写を見る限り、どちらとも取れそう。うーん。
結論から申し上げると、『両方』っぽいんですよね。……そんなシュレーディンガーのめぐねえみたいな奴おるかいって話なんですが、まあ聞いてください。
あの、まず、日常シーンにおけるめぐねえ、これは間違いなく『存在してない』んです。先週までの考察通り、ゆきしか会話を成立させられる者がいないというのがその根拠ですね。他の子はめぐねえを数に数えるのをしょっちゅう忘れますし、ゆきの指摘でようやく付け足す。それでもみーくんは慣れないみたいでそわそわしてますし。日常シーンの彼女は実在しない。これは間違いないと思われます。
でも一方で、明らかに自分が生きているとして『遺書』を書いているめぐねえ。こりゃどういうこっちゃと。幻想は幻想であって、あくまでも幽霊じゃないんです。自分が生きてると思い込んで現実に活動しているわけではないはず。では一体これは?

で、動画を何回か見返すと、実は分かりやすいサインがあったんですよね。
皆さんの中にもお気付きの方がいらっしゃるでしょう。そう、めぐねえには「後ろ髪が長いの」と「後ろ髪が短いの」がいるんですよね。
具体的に申しますと、日常パートに登場するめぐねえは、後ろ髪が長く、リボンで縛っている。一方、『遺書』を書いているめぐねえは、後ろ髪が短い。まるでバサッと切ったかのように。
これが何を意味するか。そう、「この学校には2種類のめぐねえがいる」。
髪の長いめぐねえは、我々が想像していた通りの存在。ゆきの幻覚の中に存在し、ゆきを導く存在。みんなには見えていないが、何かあれば神様か守護霊のように「そこにいると仮定して」話しかけたり感謝したりする存在。そう考えていいと思います。
で、もうひとり、髪の短いめぐねえは……『バリケードの外で、実は生きているめぐねえ』だと思われます。屋上にあるめぐねえのお墓、十字架にリボン巻いてあるヤツありますよね。アレを見て我々は「めぐねえは死んだんだなあ」と思ったわけですが。もしあの下に死体は埋まっていないとしたら。リボンだけが発見されて、「嗚呼、そうか、めぐねえは死んでしまったんだ」と判断されたとしたら。そもそも菜園にめぐねえの死体埋めるってなんか嫌ですしね、めぐねえの死体食べてるみたいで。仮の墓として立てたとするほうが自然なのではと思います。
しかし実際には、めぐねえは何らかの事情で髪を切り、リボンを手放しただけ。そして、学園生活部に見つからないところで、ひっそりと存在している……なぜそんなことを?
生きているなら、さっさと一同の前に姿を現してあげた方がいいはずです。その方が絶対みんな喜びます。でもそれをしないということは、何か理由があると考えるのが妥当。その理由は現段階じゃ想像するしかありませんが……ラスト、職員室でない謎の部屋で、めぐねえがひとりで何かを書いているカット。あそこで描かれためぐねえの右腕……何か肘の裏あたりが明らかに奇妙な様子なんですよね。
ひょっとしたら、あまり想像したくありませんが、めぐねえはゾンビ化が進行しているのかもわかりません。でも、何らかの事情で理性をすべて失うには至っていない、とか。
とすると、次は「なんでめぐねえはすぐゾンビ化しねえんだ」という問いが生まれ、そうするとめぐねえはゾンビ化の秘密を何らか知っている、あるいはこのサバイバル生活の中で掴んだのではということになり。しかしそうなると、生徒思いの優しいめぐねえがそれを子ども達に公開しない合理的な理由があるのかというコトになり……『言わない方がいいと思える合理的な理由がある』『本人が言えない状況にある』のどちらかということかな……うーん。やっぱり想像の域を出ませんね。これはしばらく置いておきましょう。
私が確認した範囲で言うと、第1〜2話のめぐねえは全部髪の長い、幻想のめぐねえみたいです。万が一、髪の短いめぐねえを第2話以前で目撃した方がいらっしゃったら、ご一報ください。

めぐねえ考察はこのくらいにしまして、もう少し日常パートも味わってみましょうか。
いやはや、停電。まず明らかなのは、この世界でそんな学校行事あるかい! ってことでして。外は晴れてるのにどうしたんでしょう、第2話までで天気悪い日が続いてましたからね、節電して電気をなんかこう、蓄えないといけないのかもしれません。食料の備蓄も少なくなってますから、カンパンで誤魔化すための言い訳ともとれますが……そりゃちょっとあんまりか。
とにかく、キャンプしたいと自分から言い出したゆきちゃん。まあ、やっぱりゆきちゃんやりたいことは自分で言うんですね。やっぱり前回「肝試し」をめぐねえが言い出したのは、バリケード外へ物資補給に行く必要性をゆきちゃんが密かに感じ取ったからなんでしょうか。

しかしアレですね……この、キャンプ中のガールズトークシーン、ゾンビがいる世界で『怪談』にどれだけの意味があるのかってね。ここは素直に笑っていいトコだと思うんですが、一方で「君達心強いなぁ」とも。オープニングの「私たちは楽しんでる〜♪」ってのもあながち間違いじゃないのかもしれませんね。状況を楽しむ余裕を持たないと心がブッ潰れるってのもあるでしょうが。
その後の『恋バナ』もなかなか……こう、くるみちゃんにとってはエグい話題ですよね。ここでもタイトルの『あのとき』が回収されますが。つまり『失恋したのを慰めた時』という、あったのかなかったのか分からない『あのとき』の思い出話に花を咲かせるってことですよね。こういうヤバげな話題の時ソワッとするりーさん、やっぱりみんなのお姉さん。
個人的に切なくなったのは、やっぱり最後、三人がめぐねえについて語るシーン。ゆきとくるみ・りーさんは同じ話をしているようで、実はちょっとずつ話が噛み合ってないんですよね。ゆきは、現在もすぐ側にいるめぐねえの話をしている。でも、くるみ・りーさんは、『あのとき』の思い出、優しかっためぐねえの思い出話をしている。これが噛み合っちゃうのがなんだか物悲しい。
そしてそのやり取りがあってからの、最後に映し出されるアレ。アレが現在のめぐねえの状況だとしたら……そして私の考察がある程度正しかったとしたら……何かとても薄ら寒い感じがします。

……うーん、考察考察でやっていきたいワケじゃないんですけどね私も。こうやって考察ごっこするのも充分楽しい作品なんですよ確かにコレ。めぐねえの件も、思わず過去の話見直したくなっちゃいましたし。
でもやはりこの作品は基本的に『日常モノ』なんだなってことが、見てるうちに改めて分かってきました。
このアニメで描かれているのは、確かにゾンビ化世界という『非日常の世界』なんですよね。でも、どうでしょう。学園生活部のみんなは、この世界の秘密を探ろうとか、ゾンビを一匹残らず駆逐してやるとか、人類を復活させるとか、そういう大それた目標立てて活動してるわけじゃないですよね。ただ暮らしてるだけ。あまりに状況がハードで分かりにくいんですが、彼女らは『非日常世界における日常』を送っているわけです。
基本的には日常モノとしてのんびり楽しんで、そこに絡んでくる考察要素も、あんまり詰め過ぎない程度で一緒にいただく。物語の背景世界はあくまでお皿みたいなモンですから、お皿の形やデザインがいいなあと楽しむのはほどほどにして。そのお皿の上に乗ってる料理をね。つまり登場人物たちの可愛らしさとか。心の動きとか。ちょっとした成長とか。そういうところを味わっていく。できればそういうスタンスで私は見ていきたいなと思うところであります……。



さてさて、次回は『えんそく』だとか。
これはみーくん過去話が来ますかね。明らかにこの世界における『えんそく』って『モール等への物資補給遠征』を意味しますし。そしてモールといえば、どうやらモールで入部したらしいみーくんでしょう。みーくん入部あたりの過去話をやりつつ、ひょっとしたら現在においても遠足したりするのかな、物資も足りないし。なんて想像します。
ともかく、来週を楽しみに待ちましょう。



それでは、次回のホメカツをお楽しみに!

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posted by 黒道蟲太郎 at 06:35| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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